とりわけ離乳食:炊き込みごはん(幼児食・大人)
離乳食だけではなく、兄弟のごはんも作りたい!自分のごはんも!ということはありませんか?
基本は離乳食でも幼児食でも大人の食事も一緒なので、家族みんなで減塩を心がけたいものですが、
なかなか大人が薄味に慣れなかったりすることもありますよね。
家族みんなで「とりわけできる炊き込みごはん」
今日は家族みんなで食べられるごはんの紹介です。
分量は1合で作っています。大人1人と子ども2人くらいを目安にしています。もし2合がよければ2倍量で作ってみてくださいね。
紹介するのも恥ずかしいというくらい簡単です
とりわけ炊き込みごはんのバリエーション
今回は、かつおぶしをいれましたが、しらすなどでもいいでしょう。
またもちろん鮭などでもいいのですが、今回はそのまま骨なども気にせずに食べられるということと、
冷蔵庫に食材がないときでも作れる「かつおぶし」にしました。

管理栄養士
炊き込みごはんって水分量を間違えてしまったり、事前に味を整えるのが難しいですよね

管理栄養士
これは味はつけずにあとで大人のものだけにちょっとしょうゆを数滴たらすだけなので、味つけの失敗もなく、また家族全員で減塩になりますよ
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簡単とりわけ! 1歳からの炊き込みごはん(取り分け離乳食)

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炊き込みごはんの離乳食とりわけで注意したいこと
炊飯器で仕掛けたら簡単につくれる「炊き込みご飯」で離乳食も一緒に作れるのはいいですよね。
しかし、どんな炊き込みご飯でもいいのかというと、実は味つけをたくさん使ってしまって塩分をとりがちな炊き込みごはんは離乳食にとりわけが難しいこともあります。
今回のように、最初の味付けをなるべく少なくして、大人のものはあとで味をつけるようにしてみてくださいね
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参考資料
厚生労働省「授乳離乳の支援ガイド2019年」 P.31 より「《離乳後期(生後9か月~11か月頃)》 歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。」を参考にし、レシピを考案しています
著者

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一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
NHK「すくすく子育て」他 出演
女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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