取り分け離乳食 ドカッと炊飯器肉じゃが
「離乳食ストックを仕込むのが大変なので大人のご飯まで気が回らない・・・」という声をよく耳にします。
ママパパにもしっかり栄養を摂っていただきたいのですが、育児に忙しいと難しいですよね。
離乳食づくりを頑張るのもいいけど、ちょっと待って!
ママパパが元気でいないと、子育てはできませんよね?
離乳食ストックを作りながら、大人のおかずも作って、みんなで同じものを美味しく楽しく食べてみませんか?
炊飯器でドカッと下茹でするだけなので、とても簡単です。
ドカっと入れてピッ! 取り分け離乳食と大人ごはん
今回は以前コラムでお伝えした「時短離乳食:炊飯器で野菜をおいしく」で茹でた野菜を活用します。
ドカっと炊飯器にいれて下茹でした野菜をつかって、離乳食も大人のおかずも作ってしまいましょう!

肉じゃがのとりわけ離乳食
大人も赤ちゃんも一緒に、炊飯器で下処理することで、簡単に作ることができます。
離乳食は、何gなど細かいことを考えがちですが、実は赤ちゃんが食べられる量を赤ちゃんの食欲にあわせてすすめて構いません。また塩分についても「なんとなく薄味」であることがポイントです。
どのくらい薄めるという目安はありませんが、大人がおいしいと思う味のだいたい半分にしてみてくださいね
肉じゃが (とりわけ離乳食)

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炊飯器の下茹で野菜ストックを上手に使って
炊飯器で野菜を一気に柔らかくしておけば、煮物も早く作ることができますので、離乳食だけではなく大人の料理にもすぐ応用できるのがポイントです。
上記の他にもカレーの作り置きや、市販のお惣菜の取り分け(例えば市販のポテトサラダにじゃがいもを合わせて味を薄める)などにも活用できます。
わざわざ料理にしなくても、そのままの野菜にマヨネーズや塩をかけるだけでも立派な温野菜サラダになりますので、何かと忙しい育児中も、茹でストック野菜を活用して、大人もしっかり野菜を食べてくださいね。
著者

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管理栄養士/母子栄養指導士
子育て家族の食卓研究「FooMiLab」主宰
大手加工食品メーカーでの開発・基礎研究の経験を活かし、赤ちゃんも大人も笑顔になれる食卓づくりについて、レシピ研究・情報発信・教室運営をしています。離乳食相談実績多数。ベビーフード開発・監修実績あります。
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