鮭と豆腐のミルク煮(7ヶ月頃~)

離乳食期は、鉄やビタミンDをどうやって補うか、考えてしまいませんか?

基本的には、肉・魚・豆腐・野菜をほどよくとりながら、粉ミルクを料理に使っていくのがお薦めです。

豆腐にはフィチン酸や食物繊維など、鉄の吸収を阻害する物質の1つが入っていますが、あまり細かいことを考えず、いろいろな食材から鉄をとっていくことが大切です。

粉ミルクには、鉄が多く含まれています。フォローアップミルクはもっと多いので9ヶ月頃からこのようにお料理に使ってもいいですね。

また、今回レシピで使う鮭にはビタミンDも豊富に含まれています。

カンタンに見える、こんなレシピでもいろいろな食材から少しずつ栄養が補えるんですよ。

鮭と豆腐のミルク煮

豆腐と鮭のミルク煮(粉ミルクレシピ)
粉ミルクをつかった食べやすいレシピです。ミルクの味は好きなお子さんが多いかも。心配な栄養もとれるのが嬉しいですね。

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準備: 0
調理時間: 25
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ターゲット 離乳食
種別 主食
キーワード じゃがいも, にんじん, 鉄, 鮭
レシピの量: 1 回量

材料

  • 絹ごし豆腐  …20g
  • 鮭  …15g
  • にんじん …15g
  • 粉ミルク(溶かしたもの) …50ml
  • 水溶き片栗粉  …小さじ1

作り方 

  • にんじんは細かく切って鍋に入れ舌で潰せるくらいに煮る
  • 豆腐は、さいのめなど、食べやすい大きさに切ってから①にいれる
  • 鮭は電子レンジで30秒程度加熱をし、フォークの背で鮭をほぐしてから①の鍋にれる
  • 1-3を入れた鍋に、お湯で溶いたミルクを入れて温め、水溶き片栗粉を入れとろみをつける

あわせて読みたい:▶離乳食の豆腐 いつからどのようにあげる?

離乳食のレシピ、量はどのくらい?

このレシピの1回量は、だいたい1-2回量で少し多めにつくってあります。

1日なら、冷蔵庫で保管して、食べる前に温めて食べさせることができます。お子さんの食欲は日によって異なります。調整しながらすすめてくださいね。

まとめ

豆腐や粉ミルクは離乳食には積極的にとりいれたいものですので、今回は両方ともをレシピにいれてみました。是非つくってみてくださいね。

鉄の吸収や、その指導方法などは離乳食アドバイザー講座でお話しています。また、豆腐のアレルギーはどのように考えるのか、最初はどのようにはじめたらいいのかなどもご説明しています。もしよければ、ご検討ください。

参考文献

1)厚生労働省,授乳離乳の支援ガイド2019年改定.

著者

蒲池 靖子
蒲池 靖子栄養士、調理師、母子栄養指導士
母子栄養指導士/栄養士、調理師
キッチン•ココ 主宰
保育園で栄養士の経験あり。
子どもの食に悩んでいる事を知りそんなママ達に寄り添い、ママ達の力になれるように離乳食講座や、子どもが楽しく料理が出来る教室、子どもが喜んで食べてくれるママ向けの料理教室をおこなっております