味付けなしでOK!手づかみできるおやき(離乳食 完了期頃)
手づかみ できる おやき で、タンパク質もいれたいという要望は、よく保護者の方からうかがいます。
そのような時に、石井食品さんから、「イシイのミートボールで離乳食作れませんか?」
「でもイシイのミートボールは1歳以降推奨商品ですが、店頭POPで使いたい」とオファーをいただきました。
そこで、
オファーをいただいていろいろ頭を悩ませた私達が考えた、
オススメの手づかみレシピをご紹介します。
*タイトルの「離乳食 完了期」は、厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」によると、正しくは「離乳完了期」となりますが読者の方にわかりやすいように離乳食完了期と記しています。だいたい1才前後の食事量から算出していますが、噛む力としては9ケ月頃から食べることができます。
イシイのミートボールは離乳食に使える?
今回いただいたのは、「イシイのミートボール」の「トマト味」です。
これは大人がそのまま食べてもおいしいくらいの味がついていますので、
離乳食や幼児食のときは、食べすぎには注意です。
しかしながら、味付けとして考えると、他に味付けがいらないので、簡単に離乳食を作ることができますよ。
手づかみ離乳食 おやきレシピ (タンパク質入り)
手づかみさせたいけど、何をつくったらいいのかわからない!という方は、
ごはんやじゃがいもをベースとして、中身をいろいろ変えてみるといいですね。
おやきのバリエーションが少なくて困ります
管理栄養士
特に毎日違うものをあげたりする必要はありません。
むしろ食べ慣れるともいえますね。
ただし、長い間、同じものばかりというのは避けられるといいですね。
他にもおやきのバリエーションが知りたいです。
管理栄養士
ごはん、じゃがいもの他にも、かぼちゃやさつまいもなどでも、
他の食材と練り合わせて、焼くことができます。
練り合わせる食材として、パサつきやすい魚や青菜などがいいかもしれませんね。
中まで火がとおりにくいので加熱されている食材を使ってくださいね。
おやきにミートボールを使う利点
タンパク質を手づかみで食べさせたいというお悩みはよくうかがいます。
ただし、おやきの中にそのまま生魚や生肉をいれると、
火が通らない場合が多いのが難点です。
おやきで使うときには、事前に加熱してある食材を中に混ぜるようにすると安心でしょう。
ミートボールは。すでに加熱してあるので安心です。
他にもツナ缶などの魚の缶詰も気軽に使えますね。
手づかみできるおやきを作るときには、「中まで火が通っているか」は十分に確認をしましょう。
難しそうな場合は、蓋をして水を加えて蒸し焼きにするなどの工夫がいいでしょう。
手づかみ離乳食でミートボールを使うときのポイント
今回は、ミートボールのソースを軽く洗ってから使います。
洗うのは、水道水で全然OKです。
もちろん、作り置きなどをせず、食べきることが前提です。
どうしても気になるという場合には、軽く湯通しや茹でてもいいかもしれませんね。
このレシピの月齢
本レシピは9ケ月頃(離乳後期:離乳食後期)から食べることができます。噛む力としてはいわゆる歯ぐきでつぶせる頃から食べることができます。
しかし、石井食品のホームページでは、「1歳から」となっているので、1歳頃からとします。
だいたい9ケ月頃~1才前後の食事量から算出しています。
ミートボールで簡単! 手づかみ離乳食おやき
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材料
- イシイのミートボール(トマト味) …2個
- じゃがいも(皮と芽をとったもの) …50g
- かたくり粉 …小さじ1
- 油 …少々(小さじ1など)
作り方
- 皮をむき芽をとったじゃがいもをラップに包み、電子レンジ(600w)で約3分加熱し、粗熱をとっておく
- 食品用ビニール袋に、①のじゃがいも、ソースを軽く洗いながしたミートボール、かたくり粉をいれてよく混ぜる。じゃがいもとミートボールをつぶすように混ぜながらよく揉みこむ。
- ②を3つにわけて、楕円に成形する
- フライパンに油をしき、③をいれて両面にこんがりと焼き目をつける
市販品を離乳食や幼児食に使うコツ
市販品のデメリットは「味が濃いことがある」ということです。
今回はミートボールを洗ってから使いました。また他に味付けを使いません。
それでも塩分が気になるという人は、離乳食のスープや味噌汁をやめてみたり、汁部分を少なくすることで余計な塩分を抑えることができますね。
調味料として市販品を使うことで、離乳食のハードルもぐっとひくくなるはず!!!
ぜひお試しください。
注意)本記事はイシイ食品ミートボールの商品提供、および店頭ポップを作る仕事をいただいたときの所感で記載しています。
参考文献
このレシピの量は、厚生労働省「授乳離乳の支援ガイド」2019年版を目安にして、9ケ月頃~1才頃の約1食分を目安として作成しています。
しかし赤ちゃんの食欲や発育にあわせて調整してくださいね。
著者執筆の記事一覧
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一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
NHK「すくすく子育て」他 出演
女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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