スープジャー弁当で栄養バランスレシピ

寒い時期のお弁当どうしていますか?

出来立ての温かい弁当をに届けたいと思いますが、実際は難しいですよね。

保温効果のあるものといえば、「スープジャー」が思い浮かぶと思いますが、
汁物専用だと思うと物足りない印象がありませんか?


実は、入れる組み合わせを工夫すると、スープジャーだけで弁当として成り立つことができるのです。

大きさがいろいろとあるので、入れる内容で使い分けできるとよいでしょう。

冬はインフルエンザや風邪も心配ですが、温かいおかずスープで身体の芯を温めて、しっかりとした体づくりをしつつ、勉強やスポーツなどに臨めるとよいですね。

スープジャー弁当の利点

1.温かいお弁当で食欲もUP

温かいお弁当で食欲も増します。また、食事時間が短くても(食べるのが遅い子でも)手早く食べきることができます。

2.野菜も食べやすくなる!

おかずにすると残してしまいがちな野菜も、具沢山スープにすると食べやすくなります。

3.味が染み込む

保温効果で、具材の加熱状態が続き、味が染み込みやすくなります。

栄養たっぷり スープジャー弁当

お弁当はおにぎりだけで十分といわれてしまうと、栄養バランスが心配ですよね。

お味噌汁だけではもったいないので、是非具沢山スープにして栄養たっぷりのスープジャー弁当にしてみてください。

実際に利用したおかずスープやおかずを紹介します。

豚肉入りミネストローネ 

スープジャー弁当ミネストローネ

【材料】4人分

にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
大根 10㎝分
キャベツ 1/6個
エリンギ 2本
トマト缶 1/2缶
ニンニク 1片
豚肉こま切れ 300g
小麦粉 適量
オリーブ油 適量
顆粒洋風だし 適量
塩 少々
水 適量

作り方

1.にんじん・玉ねぎ・大根は1cm角、玉ねぎはスライス、エリンギは5mm角、キャベツはざく切りする。

2.鍋にオリーブ油を入れて、小麦をふるった豚肉を入れて火を通し、別皿に取り出す。

3.2の鍋に玉ねぎとにんにくを入れて、香りが出るまで炒めたら人参・大根・エリンギ・キャベツを入れて炒める。軽く火が通ったら、トマト缶・顆粒洋風だし・具が浸るくらいの水を入れて野菜が軟らかくなるまで煮る。(水が少なく成ったらつぎ足す)

4.3に2の豚肉を入れて、様子見で塩を入れて味が整ったら完成。

ポイント

・豚肉を小麦粉でまぶして油で焼いてから、スープにいれることで、豚肉がパサつき感を防ぐことができます

・ひき肉や水煮大豆でも代用できます

・おすすめな組み合わせ・・・サンドウィッチ、おにぎりなど。チーズサンドやチーズおにぎりにすればカルシウムUP!

著者

夏目千恵子
夏目千恵子
母子栄養指導士
管理栄養士

幼児食、学童食などを基軸として食のアドバイスを行う。