離乳食のおかゆ(つぶしがゆ) 炊飯器での作り方

皆さんどのような方法で作ってますか? 作り方はいろいろありますね。
・鍋で米から炊く
・ご飯から炊く
・電子レンジで炊く
・大人のご飯と一緒に湯飲みなどにいれて、炊飯器で炊く などなど…

どれでもいいと思います。ご家庭の生活スタイルにあった作り方をみつけてくださいね。

今日はそんな作り方の1つをお伝えします。簡単なのにたくさん作れるので、一度に作って冷凍がおすすめですよ。
おかゆ

おかゆは、炊飯器でまとめて作って冷凍がラク!

よく使っていたのは、炊飯器です。大人のがご飯と一緒に炊くのではなく、赤ちゃんのおかゆだけを炊くほうがたくさんできるので、週に1回1週間分まとめて炊いて冷凍したりできますよ!

炊飯器でおかゆを作るメリット

足りなかった時は大人のご飯と一緒に炊いたりレンジでふやかしたりもしましたが基本は炊飯器です。
なぜかと言うと、

1.火加減の調節がいらない
2.ずっとみてなくても勝手に柔らかく作ってくれる
3.一度に大量にできる
4.ゴックン期(離乳初期:1回食)を過ぎれば、こし器やミキサー不要!

→簡単につぶせる方法を下記にお伝えします

炊飯器でおかゆの作り方

炊飯器の釜の目盛りには、こんな風に「おかゆ」のライン(線)があるのをご存知でしたか?

炊飯器の目盛

毎回離乳食教室でもびっくりされますが、意外と見落としがちですよね。この機能を使うのです

全がゆの作り方:離乳中期~後期用

生後7ヶ月頃となり、なおかつ離乳食を1か月くらいはじめたら、全がゆにステップアップしましょう。
そこから11か月頃までの約4ヶ月間は全がゆで構いません。

最初少し食べにくそうならお湯で薄めてくださいね。
おかゆには0.5合炊くのがおススメです。

①まずは、お米を0.5合はかります。

②水をおかゆ「全」の0.5まで入れます

おかゆ(全粥)の作り方③炊飯器の「おかゆ」モードにしてスイッチオン

炊飯器:おかゆモード

できあがったおかゆが、もし食べにくそうなら、泡だて器で少しおかゆを混ぜます

泡立て器とおかゆ

お粥をぐるぐる泡だて器で混ぜてみると、粒がつぶれて食べやすくなりますよ

5倍がゆ

つぶしがゆの作り方:離乳初期用

先ほどと同様、お米を0.5合はかってから、炊飯器で「5分」の目盛の0.5まで水をいれます。

10倍がゆくらいが、つぶしやすいかなと思いますが、少しずつ濃度を調整してくださいね。

10倍がゆの炊飯器の目盛

これで、あとは先ほどと同様に、炊飯器をおかゆモードにしてスイッチオンすれば出来上がりです。

おかゆの簡単なつぶし方

おかゆのつぶし方にはいろいろありますよね。
調理セットこのようなもので、裏ごししたりするのが、一般的ですが、面倒くさがりな私は、一度に多量に作りたいので、おススメなのが、こちら

ざるとゴムベラ

ザルとゴムベラで濾すだけです。

時間にして2,3分で、裏ごすことができます。圧倒的に早いですよ!

おかゆ

あとは、滑らかになるまで、お湯を足してあげてください。

おかゆのやわらかさの目安

ヨーグルトくらいの滑らかさ がいいですよ。

つぶしがゆといっても、どんな固さでもつぶせば「つぶしがゆ」ですが、10倍がゆ程度が最初は食べやすいかも。

ポタポタっとちょっとスプーンをかしげたら落ちるくらいがいいかもしれません。とろみはあとでお湯で調整してもOKです。

臨機応変に濃度は調整してあげましょうね。あまり濃度が濃すぎると口の中で糊のようになってくっついてしまってえづいてしまうこともあります。なれるまでは調整することもお忘れなく。

1回ずつおかゆを作るのは大変です。皆さんの作りやすい方法をみつけて、楽しく無理ない離乳食タイムを!

プロフィール

山内恵子
山内恵子
母子栄養指導士、調理師

千葉県市原市でキッズスペース付のカフェ【きまぐれカフェclover】を経営しています。健康は明るい食卓から!を提案しています