離乳食の定番「にんじんペースト」を甘くおいしく作る方法
離乳食初期に何を食べさせたらいいのか迷いますね。
10倍がゆを何回か試したら、次にチャレンジしたいのは、野菜のペーストです。
中でも「にんじんペースト」は、彩りもかわいく、栄養も豊富なのでオススメです。
離乳食のおかゆになれたら…「にんじんペースト」
離乳食は5.6か月頃になって、赤ちゃんの機嫌がよいときに始めます。
10倍がゆをつぶした「つぶしがゆ」を最初の味とするといいでしょう。
つぶしがゆに慣れたら、次は野菜をつぶしたものも食べられるようになります。
離乳初期にむいている野菜
離乳初期に向いている野菜は、にんじんの他にも
・かぶ
・だいこん
・かぼちゃ
・白菜
など、柔らかくなりやすいものがあげられます。
なかでも、にんじんは栄養も豊富で、かわいい色なので、あげたくなりますね。
にんじんを甘く調理するコツ
さて、ではこのにんじんペーストをどうやって作るのがおいしいのかご存知ですか?
にんじんをおろしがねですりおろしてから、鍋で加熱するのもいいのですが、それでは繊維が残ってしまったり、甘さがイマイチです。
また、茹でてからつぶすのが一般的な作り方かもしれませんね。
でも、にんじんペーストを甘く調理するコツは、
一旦、蒸す ことです。
茹でるのではなく、柔らかくなるまで蒸します。
じっくり加熱することでにんじんの甘みがぐっと引き出されます。
それでは、甘くおいしく作るコツを工程つきで紹介します。
にんじんペーストの作り方
①にんじんは皮をむき、1cm程度の輪切りにします。
②蒸し器(写真はせいろ)にいれ、10分ほど蒸します。
③十分に軟らかくなったら、こし網の上にのせ、スプーンでつぶします。
こし網以外では、すり鉢でつぶしてもいいでしょう。
④できあがり。 写真はこしたあとすぐのもの
はじめのうちは、お湯で少しのばして滑らかにしたり、この状態ならおかゆに混ぜたりするといいでしょう。
お湯で伸ばすとこのようになります。きれいなオレンジ色で食欲も増しそうです。
本当に甘くておいしいので、パパ、ママもひとくち食べてみてくださいね。
すりおろしただけの にんじんとは全く違います。
赤ちゃんのためだけに、にんじんペーストを作るのが面倒だと思っていませんか?
実はここまでおいしいにんじんペーストなら、最高のドレッシングにもなります。次回簡単な作り方をご紹介しますね。
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