お雑煮風離乳食レシピ
お正月に楽しむ「お雑煮」、地方によって作り方や味付けは様々ですが、定番として、お餅を入れることが多いですね。
お正月料理は家族そろって楽しみたいところですが、おせち以外にも気をつけたい食材のひとつがお餅です。
お餅は何才から食べられる?
お餅はねばりが強く、まだ噛み切る力が弱い離乳食期には丸のみになり、喉に詰まってしまう可能性があります。
噛み合わせが整い、奥歯でしっかり嚙み切れる3歳以上からが望ましいといえるでしょう。
しかしながら、咀嚼の発達は個人差があるので、噛めているかどうか観察することが大切です。
何才になっても、餅は注意が必要な食材だと理解をしていいでしょう。水分などと一緒にとりましょうね
餅を食べるときの注意
食べられるようになっても、お餅は消費者庁からも注意喚起されている窒息事故が起こりやすい食材です。
お餅つきなどのイベントが増えるこの季節、とても楽しい季節を感じられる大切な行事ですが、噛む力が弱い年代は特に以下のような点に気をつけましょう。
餅を食べるときのポイント
- 小さく切り分ける
- 次々と口に運ばないように注意して見届ける
- 飲み込めたか確認し、様子をしっかりと見る
年末年始は病院がお休みの場合が多く、事故を避けるためにも、はじめての食材には特に注意しながらお正月料理を楽しんでくださいね。
お雑煮風の大根もち 離乳食
お餅はまだ心配だけど、お雑煮は一緒に食べたい!方におすすめのレシピ
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材料
- 大根 …40g
- 片栗粉 …大さじ1/2
- にんじん …20g
- 里芋 …20g
- ほうれん草 …10g
- 和風だし …1カップ(200ml)
作り方
- 大根はすりおろし、軽く水気をきったら片栗粉を合わせ、軽く油(分量外)を敷いたフライパンで焼く。
- にんじん、里芋は食べやすい大きさに切り、和風だしで煮る。
- ほうれん草は下茹でし、食べやすい大きさに切る。
- 2の野菜が柔らかくなったら、1と3も加え、盛り付ける
お雑煮や餅を食べる意味
お餅は健康や長寿を願い、神様にお供えする神聖な食べ物といわれています。
お正月という行事を感じることができる食べ物のひとつですね。
家族で楽しく過ごせるように、安全に配慮しながら、子どもたちにもお正月料理に込められた意味を伝えていきたいですね。
参考文献
プロフィール
この著者の記事
- 2019.10.05コラム乳幼児期のおやつは何をどのくらい食べたらいいの?
- 2019.09.18コラム子どもの好き嫌い対策案*料理のお手伝い
- 2019.09.17レシピ芋ほりの後にも*ゴロゴロさつまいもパン
- 2019.08.18コラム子どもも喜ぶ!夏バテ予防 の栄養レシピ