離乳食の鉄分摂取は何をどのくらい?

乳児は、成長が著しいので、母乳育児の場合は、6ヶ月頃から貯蔵鉄(持って生まれてきて、蓄えている鉄分)が少なくなってしまいます。

必要性の細かい説明は、下記記事を参考にしてくださいね

乳幼児の鉄摂取の必要性 -赤ちゃんの鉄分補給-

このため、鉄分をしっかり食事などから補う必要があります。

 

鉄の必要量

上記のWHOの表でいくと”Absorbed Iron(吸収された鉄)”が6-8か月で0.8㎎程度と読み取れます。

一方で、日本食事摂取基準からみてみると、推定平均必要量で3.5㎎/日、推奨量で約5.0㎎(男児)/日 となります。

そのくらいを鉄で摂れるといいといえる1つの指標とはいえるでしょう。 

鉄 乳児に必要なのはどのくらい

 

どのように食事から摂取するか

では、どのような食材からどのように鉄分を補うのがいいのでしょうか。ヘム鉄の吸収率は約 25%、非ヘム鉄の吸 収率は約 5%ほど、などのデータがあり(*数値は諸説あります)ますので、ヘム鉄から摂れるといいでしょう。

 

ヘム鉄…レバー、赤身の肉、赤身の魚

非ヘム鉄…ほうれん草、大豆(豆腐、きな粉)、卵

 

ミルクや豆乳の鉄の量

母乳育児の場合、母乳中の鉄含有量はとても低いことがわかります。

また、牛乳もほとんと鉄を含んでいません。
「1歳までは、牛乳をごくごく飲むことは控える」といわれている理由はここにあります。

母乳 育児用ミルク フォローアップミルク 牛乳 豆乳 調整豆乳

商品はパッケージより算出。 他は日本食品標準成分表2015年版より算出。

このことから、育児用ミルクやフォローアップミルクを飲んでいる赤ちゃんは、特に鉄を心配する必要はありません。

母乳だけの場合は、離乳食の味付けとして料理に使って補うと、哺乳瓶を受け付けない赤ちゃんでも食することができるのでおすすめです。

このグラフでいくと、豆乳が多いように見受けられますが、大豆類に含まれているフィチン酸塩は非ヘム鉄の吸収を阻害してしまうことから、吸収率を考えると特段に高いものとも言い切れません。

一方で、動物性タンパク質は、非ヘム鉄の吸収を助けます。

肉類の鉄の量

鉄 赤ちゃん 乳児 ほうれん草 納豆 卵 鉄欠乏

この表からわかるように、食事から、1日あたり、3.5mgの鉄をとるには、レバーを1日あたり30gほど摂るか、育児用ミルクやフォローアップミルクを料理につかっていくより他にありません。

下記のレシピなどを参考にしてください

鉄分補給離乳食レシピ「レバーのポタージュ」

 

鉄以外にも気を付けるべき点

貧血予防には、鉄のほかにも、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、銅なども必要なので、鉄だけを補おうとせず、あくまでもバランスのよい食生活が望まれます。

肉、野菜、穀類のバランスを大切にしたいですね。

鉄を補給するベビー用お菓子やふりかけもオススメ

鉄 おやつ 離乳食

離乳食メーカーから販売されている、赤ちゃん用の鉄入りのおやつや、ふりかけなどがあります。

また、レバーのペーストなどもあります。

ミルクやこのようなおやつ類などを、楽しく組み合わせていくことで、無理なく悩みすぎない離乳食生活をお送りくださいね

 

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