卵アレルギー対応「卵なし伊達巻」

お正月といえば1年に1度、この時期だからこその、華やかなおせち料理を思い浮かべる方も多いですよね。

しかし、アレルギーを持つお子さんには「食べさせるのが心配…。でも食べさせてあげたい…。」などと悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

今回は卵アレルギーを気にせず食べられる、卵なし伊達巻レシピをお伝えします。

おせちの伊達巻の由来

伊達巻がお正月料理で食べられるのは「巻いた形は書物を意味し、学問や文化の発展を表す」ということから、成長されるお子さんにとっては、とても縁起が良いものです。

アレルギーがあっても、似たようなものでお祝いしたいですよね

卵なしの伊達巻き風

卵なし 伊達巻 おせち 離乳食 お正月
2才以上のお子さん向けのレシピかなと思いましたが、大人の方でもおいしくいただける味付けです。1才以下の赤ちゃんにあげる場合は、砂糖はなくてもいいかもしれませんね。砂糖が少ないと色がつきにくいですが、是非お正月の雰囲気をお楽しみください。
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ターゲット 幼児食, 離乳食
カテゴリ おやつ, 主菜
keyword おやき, 手づかみ
準備時間 0
調理時間 40
0
量の目安 4 人分

材料

  • かぼちゃ(皮なし)  ...80g
  • じゃがいも(芽取り、皮なし) ...80g
  • 小麦粉(ふるったもの)  ...40g

(A)

  • 無調整豆乳 ...120g
  • 砂糖 ...小さじ2
  • 醤油  ...小さじ1
  • 植物油 適量

作り方

  • かぼちゃとじゃがいもは適度に切り、たっぷりの水をいれた鍋でやわらかくなるまで茹でます。
  • ボウルに(A)を合わせ、茹であがった(1)の水気をよく切り、ざるで裏ごししながら加え、泡だて器でよく混ぜなじませていく。さらに小麦粉を加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
  • たまご焼き器にオーブンシートを敷き、油を敷き、生地の半量を流し入れ、蓋をし、ごく弱火で約10分焼く。
  • 全体に焼き色がついたところで火を止める。(中心まで火が通った生地は指で触るとふっくら弾力が出ます)
  • オーブンシートごと大きめの皿に取り出し、強めにぐるりと巻く。
    (生地がくっつくようであれば箸を1本使って生地を剥がすようにするとはがせます)
  • 残りの生地も同様に焼き、少し冷やし固めてから包丁で食べやすい大きさに切り分け、お皿に盛り付ける。

焼き目がポイントですので、しっかり焼き目がついているか確認してから、取り出してくださいね。オーブンシートだけでも巻けますが、巻きす があると、さらに巻きやすいです

アレンジ

かぼちゃとじゃがいもは、淡泊な味ですので、おこのみに合わせて、いろいろな味付けをしてアレンジを楽しんでもいいですね。

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参考文献

食物アレルギーの診療ガイドライン2021

著者

関水芳江
関水芳江
母子栄養指導士/管理栄養士

栄養管理・給食運営管理の業務に携わっています。スポーツ整形外科患者様へのスポーツ栄養指導や乳児健診の食事相談などもあり、職場の特長を生かして栄養に関わる情報発信・活動の展開を進めていきたいと考えています‼カラダの仕組みと栄養の大切さを紐づけてわかりやすくお話することを心掛けています♪