基本の野菜の出汁煮とアレンジ

離乳食でおすすめなのが「出汁(だし)」です。

これはかつおぶしでも昆布でも、何でも構いません。ベビーフードでもいろいろな出汁が売られているので、そのようなものを使ってもいいですが、出来たらこの機会に、家族全員でだしを楽しめるようにできるといいですね。

大人はお味噌汁や煮物などに出汁を使いますよね。そのついでにだしをとりわけて離乳食に使いましょう。

野菜の出汁煮(9ヶ月頃~)

野菜の出汁煮 だし煮

材料(作りやすい量)

キャベツ…1枚
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/4本
和風だし…1カップ(200ml)

*和風だしは、かつおぶしや昆布だしで構いません
*野菜はこのほか、好きな野菜なら何でもOK!

作り方

1.野菜は1㎝程度の色紙切りに切る
2.だし汁で野菜が柔らかくなるまで煮る

使い方

そのままおかずとして食べても、汁を多くして汁物として食べてもいいですね。

野菜の出汁煮を作っておけば、アレンジがたくさんできます。

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アレンジ:鮭と野菜のマヨネーズ炒め(1歳頃~)

野菜の出汁煮の水気を絞って、鮭とさっと合わせましょう。
刺身のサーモンや鯛を使ってもいいですね。

鮭と野菜の炒めもの

材料

生鮭 20g
野菜の出汁煮 大さじ2〜3
マヨネーズ 少々

作り方

1.生鮭をサッと茹で、皮と骨をとってほぐす
2.野菜の出汁煮は軽く絞り、水気を切っておく
3.フライパンにマヨネーズを入れ、1の鮭と2の野菜を入れて軽く炒め合わせる 

*マヨネーズは生卵を使っていますので、必ずしっかり火を通すこと。またほかの卵料理を食べたことがあるお子さんにお使いください。

このレシピは厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」をもとに作成しております

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薦岡 ともよ
薦岡 ともよ母子栄養指導士/管理栄養士
株式会社 とらうべ

妊娠、出産、育児、仕事、健康や病気など、女性のライフサイクルに様々な形で携わる会社で、管理栄養士として栄養相談、セミナー、原稿執筆などを行う。
自分らしく生活を充実させることを食の面からサポートする。