材料2つだけ!オートミールと豆腐のおやき(離乳食)
最近、離乳食に便利と人気のオートミール。
離乳食に使って良いのでしょうか。
答えは「離乳食にオートミールを使っても良いけれど、便の調子には気をつけて」となります。
オートミールばかりに偏るのは便の調子を変えてしまうので、さまざまな食品の1つとして使いましょう!
オートミールを離乳食に使うときに考えたいこと
鉄補給としてオートミールが有用かどうかはわかりませんが、適量とることはいいことです。
オートミールを食べたからといって、鉄が摂れるかどうかはわかりませんが(含まれている値は大きいけれども吸収率がわかっていません)。
しかし、食品成分表によると、ご飯などよりも多く鉄が含まれています。このことから、日本でも昔からオートミールは離乳食に摂り入れられてきました。
大人も一緒に食べられるレシピなら「一緒に食べる」ということが実現できます。
おかゆには、便をやわらかくして排出しやすくする作用がありますが、
オートミールは逆に便のカサを増しますので、適度にオートミールをとりいれつつ、
おかゆをメインに食べさせていきたいですね。
オートミールは産後の女性にも食べて欲しいので、
家族など皆様と一緒にこのオートミールレシピをつまんで頂ければと思います。
家族みんなで食べてるレシピです
以下のレシピは、便の様子を見て少しずつ試してみてください。離乳食だけではなく、幼児や大人の方にも食べて頂きたいレシピです。
ポイント
このレシピは、作りやすい量で作っています。家族の方も一緒に食べてください。
一緒に手づかみすることで、赤ちゃんにとっても「食べる学び」になります。
このレシピは、水分量が少ないので、便の様子を見て、1日2-3枚でとどめておくようにしましょう。
最初にあげるときは便の様子などをみてあげるようにしてください。
レシピの栄養バランス
離乳後期(9-11ヶ月頃)くらいの場合、
本レシピの1/4量で、1食分の穀類とタンパク質の目安量になります。
あとはこれに野菜を30gくらい足すと、1食の中でバランスが整います。
赤ちゃんが食べるオートミールの適量
赤ちゃんの食欲は、動いた量や母乳ミルク量などによってもさまざま。
目安量が赤ちゃんにとって最適であるわけではありません。
あくまでも目安ですが、生米とオートミールはほぼ同じと考えて構いません。
すなわち、同じくらいの硬さにすれば、おかゆの量とほぼ同じと考えていいでしょう。
オートミールの離乳食の目安量
| 離乳中期(7-8ヶ月) | 離乳後期(9-11か月) | |
|---|---|---|
| 全がゆ(5倍がゆ) | 50~80g | 90~130g (または軟飯80g) |
| 生米(精白米) | 9~15g | 18~26g |
| オートミール(クイックオーツ) | 9~15g | 18~26g |
全がゆ90gくらいがだいたい同じくらいのカロリー(エネルギー)なのは、オートミール大さじ3-4杯くらいです。
オートミールだけで全部がOKというわけではありませんので、タンパク質や野菜もあわせて摂りましょうね。
最初はまず便の状態などに変化があるといけないので、2-3枚を1回あたりの目安としました。
オートミールおやきレシピの冷凍耐性
このレシピは冷凍できると思いますが、以下のような考えでつくっています。
質問:冷凍できますか?
冷凍できないことはないかと思いますが、
このレシピは「家族みんなで食べる」というレシピのため、あえて冷凍テストはしていません。
さまざまな栄養が必要なのは赤ちゃんだけではありません。
これをきっかけに大人の方も食べてくださいね。
厚労省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、「家族などと一緒に楽しい食卓体験を」*1)としています。
ちょっと難しいですが心がけてくださると嬉しいです
あわせて読みたい:▶離乳食の豆腐 いつからどのようにあげる?
このレシピのオートミールの種類
このレシピは水分量がとても少ないため、消化吸収が充分ではない可能性があります。
少しでも消化をよくするために、クイックタイプのオートミールを利用するようにしましょう。
オートミールにもいろいろな種類があります。
蒸したあと、ローラーなどでつぶしてあったり細かくなっている「クイックタイプ」のものにしましょう。
表記に離乳食用、クイックタイプ、加熱済、蒸したあと・・・などの表記があるものにしましょうね。
ママも一緒に食べて鉄補給を
これは「離乳食」だけではなく、是非ママパパも食べて欲しいのです。
産後のからだも、鉄を欲していますし、食物繊維もしっかりとりたいものです。
大人の方のアレンジレシピ
大人の方は好きなアレンジをどうぞ。おすすめは…
- お好みソース
- ケチャップ&マヨネーズ
- スイートチリソース
- お好きなジャム
などです。 赤ちゃんと一緒にお召し上がりくださいね
参考文献
1)厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」2019年改定(2020年10月閲覧)
著者のプロフィール

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一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
NHK「すくすく子育て」他 出演
女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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