赤ちゃんと子どもの防災を考える

赤ちゃんがいるご家庭では、毎日の生活がやっとでなかなか防災まで考えられないという方もいらっしゃるかもしれません。

ちょっと気が付いたときに防災リュックを見直したいものです。

ママ用防災ノート

赤ちゃんやお子さんとの暮らしの上で役立つのが、
内閣府 防災情報のページにある「あかちゃんとママを守る防災ノート」です。

防災グッズの備えだけではなく、行動などについても書いてあるので、チェックしておきたいですね。
「あかちゃんとママ」と書いてありますが、いざというときのパパとの連携なども相談し、一緒に避難荷物のチェックをしたいものです。

避難バッグの見直し

忙しい日々で、いつも災害のことについて後回しにしてしまいがちです。

しかし、災害はいつ起きるかわかりませんので、常に備えておきたいものです。

避難バッグにいれておいた赤ちゃんのオムツが使えなくなってしまっていたり、ベビーフードでは物足りなくなってはいませんか?

この機会にぜひ見直してください。

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災害時の食事

災害時の食事はどのようなものがいいのでしょうか。

このリストには、「非常食、離乳食、ビタミン剤を常備しておくように」と書いてあります。

離乳食

レトルトタイプのものは加熱せず、そのまま食べることができるものが多いです。 (念のためパッケージをご確認ください)
カレーのように油が多いものは固まっていたりしますが、離乳食ではそのようなものがみられにくいです。
カップタイプでスプーンもついているようなものだとさらに安心です。(非常時は使ったスプーンが洗えない可能性もあるため) 月齢がすぎてしまっても非常時ですから、問題ありません。

ベビーフード オーガニック 安心

非常食

大人用と赤ちゃん、子ども用と兼用でもちたい非常食は、レトルトのおかゆです。味のバリエーションがあったり、そのまま食べることができます。

レトルト おかゆ

非常時はお子さんの情緒も不安定になりがち。もちろん3食の食事をきちんととることも大切なのですが、息抜きになるような「おやつ」は特別な役割があります。他にも、缶詰のお菓子やようかんなどもあるので、是非常備しましょう。

パッククッキング

パッククッキングは、災害時にきれいな水がなくても、複数種類のおかずを貯め置いた水で温めたりすることができる方法です。

必要なのは耐熱のビニール袋、食材です。

袋の中の水は綺麗なペットボトルなどの水を使いますが、袋の外側の茹で水は、貯め置いた水などでも管理さえまもれば大丈夫なので災害時にも嬉しいですね。

あわてないように普段からパッククッキングを知っておくと、1つの鍋で複数種類のおかずができたりするのでおすすめです。

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災害に備えておく大切さ

災害はいつくるかわかりません。

備えても来ないかもしれませんし、防災食などを整理して食べていくのも大変かもしれません。そのようなことにならないように適宜缶詰などを保存しながらも使っていくローリングストックがとても大切ですね。

また、災害が起きるのは明日かもしれないと心づもりしておくと、いざという時に少し落ち着いて行動ができるかもしれません。

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川口由美子
川口由美子
一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
NHK「すくすく子育て」他 出演
女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている