離乳初期のはじめかた

離乳食初期などとも表現されることがありますが、ガイドラインの表記上は「離乳初期」になります。

どのように始めたらいいのかと不安になることもありますよね。

実は細かい決まりはありません しかし、あまりにも自由だと始めにくい人もいるかもしれませんので、そのような人に向けてまとめてみました。

離乳食の始め方

まずはじめは1さじから始めます。とはいえ、この1さじには決まりはなく、「少しずつ」という意味になります。

あまりたくさんあげようと意気込まず、少しずつあげるようにしましょう。
少しずつ離乳食を進めた頃でも、最初に食べる食材は1さじから始めるといいでしょう。

特にタンパク質類は、アレルギー症状を引き起こしたりする可能性がありますので、g数にとらわれず、1さじあげて様子をみてからあげてください。

アレルギーの心配なものの「最初は1さじから」がまもれるといいですね。

少しずつや1さじずつとは?

お子さんの発達をみて少しずつ増やしていければ構いませんので、スプーン1さじからという必要はどこにもありません。
では「1さじ」ということはどういうことかといいますと、これは「少しずつ」という意味になります。

あまり量にとらわれず、「最初からたくさん食べるとなにか症状がでることがあれば重く出てしまう可能性もあるので、少しからだと安心だよね」ということです。

特に、ベビースプーンだと何杯なの?小さじなの?水分は?などと気にする必要はないので、あまりたくさんにあげすぎないようにした方が安心かなという程度です。

離乳食の最初は食べやすいものを少しから

ここまでの説明でも、いったい、何をどのくらい食べたらいいのかわかりにくいかもしれません。

回答としては「離乳食の開始にルールはないので、始めやすいもので」となりますが、それだと迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。

もし迷ったら、おかゆやいも・野菜のつぶしたものがおすすめです。

それではないと何かがおかしくなるなどというわけではなく、やわらかくトロ―っとなりやすくほのかな甘みがあるので赤ちゃんにも食べやすく、用意もしやすいためです。

これらを一度にたくさんあげるのではなく、最初の1日は少しにしておくといいでしょう。

離乳食期に大切なこと

赤ちゃんにとっては、スプーンで母乳やミルクじゃないものを食べるだけでも大きなステップです。

でも、食べることに少しずつ慣れてきます。

おかゆやすりつぶしの野菜が食べられたら、1回の食事の中で肉・魚・豆腐などを摂るようにできるといいでしょう。

離乳食をはじめて1か月くらいしたら、少しずつ栄養バランスを考えられたらいいですね。
離乳食は、栄養よりも「食べることになれる」ことが一番です。

急がずに離乳食タイムを楽しんでくださいね

参考文献:

厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド2019年https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf (2022年に参考文献を追記しました)

あわせてよみたい:離乳食 1さじってどのくらい? https://boshieiyou.org/1sajinoimi/

プロフィール

川口由美子
川口由美子
一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
All About 「離乳食」「幼児食」「妊娠中の食事」ガイド

女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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