鮭と豆腐のミルク煮(9ヶ月頃~)離乳食

離乳食で便利なミルク煮のご紹介です。鮭と豆腐も使って鉄を補いましょう!

鉄を離乳食で補うには

離乳食期は、鉄やビタミンDが必要というものの、
実際にどうやって補うか、考えてしまいませんか?

基本的には、肉・魚・豆腐・野菜をほどよくとりながら、粉ミルクを料理に使っていくのがおすすめです。

豆腐にはフィチン酸や食物繊維など、鉄の吸収を阻害する物質の1つが入っていますが、
それでも足しにはなりますので、細かいことを考えず、
いろいろな食材から鉄をとっていくことが大切です。

粉ミルクを使って鉄補給

粉ミルクには、鉄が多く含まれています。フォローアップミルクはもっと多いので
9ヶ月頃からこのようにお料理に使ってもいいですね。

使い方は、お湯で溶かして牛乳のように使うのがポイント!

また、今回レシピで使う鮭にはビタミンDも豊富に含まれています。

カンタンに見える、こんなレシピでもいろいろな食材から少しずつ栄養が補えるんですよ。

レシピ

鮭と豆腐のミルク煮(9ヶ月頃~)

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  • 監修: 蒲池靖子
鮭と豆腐のミルク煮(9ヶ月頃~)

粉ミルクをつかった食べやすいレシピです。ミルクの味は好きなお子さんが多いかも。心配な栄養もとれるのが嬉しいですね。

対象 対象
離乳食
カテゴリ カテゴリ
主菜
調理時間 調理時間
20分(準備時間:5分)

材料 材料

絹ごし豆腐
15g
10g
にんじん
15g
粉ミルク(溶かしたもの
50ml
水溶き片栗粉
小さじ1

作り方 作り方

  1. Step1

    にんじんは皮をむき、大きいまま鍋で水からやわらかくなるまでゆでる。

  2. Step2

    鮭は電子レンジ(600w)で30秒程度加熱をし、フォークの背で鮭をほぐす。

  3. Step3

    豆腐はさいの目にきり、①に加え、お湯で溶いたミルクを入れて温め、水溶き片栗粉を入れとろみをつける

【関連記事】離乳食の豆腐 いつからどのようにあげる?

離乳食のレシピ、量はどのくらい?

このレシピの1回量は、だいたい1-2回量で少し多めにつくってあります。

1日なら、冷蔵庫で保管して、食べる前に温めて食べさせることができます。
お子さんの食欲は日によって異なります。調整しながらすすめてくださいね。

まとめ

豆腐や粉ミルクは離乳食には積極的にとりいれたいものですので、今回は両方ともをレシピにいれてみました。是非つくってみてくださいね。

鉄の吸収や、その指導方法などは離乳食アドバイザー講座でお話しています。
また、豆腐のアレルギーはどのように考えるのか、最初はどのようにはじめたらいいのかなどもご説明しています。もしよければ、ご検討ください。

参考文献

1)厚生労働省,授乳離乳の支援ガイド2019年改定.

著者のプロフィール

蒲池 靖子
蒲池 靖子栄養士、調理師、母子栄養指導士
母子栄養指導士/栄養士、調理師
キッチン•ココ 主宰
保育園で栄養士の経験あり。
子どもの食に悩んでいる事を知りそんなママ達に寄り添い、ママ達の力になれるように離乳食講座や、子どもが楽しく料理が出来る教室、子どもが喜んで食べてくれるママ向けの料理教室をおこなっております
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