江崎グリコ 液体ミルクの製品化に成功

江崎グリコ株式会社が「乳児用液体ミルク」の製品化に成功したとのニュースが入りました。

文京区が2018年11月19日(月)に設立した、
赤ちゃんを災害から守る社会の実現を目指す「文京区 プロテクトベイビーコンソーシアム」にて、
その液体ミルクを備蓄品として提供したとのことです。

液体ミルクは備蓄サイクル活用に

この、コンソーシアムは、赤ちゃんを災害から守る社会の実現を目的に、
産官学連携で実施され、赤ちゃんに必要な「栄養」と「保護」の確保のほか、
備蓄サイクル活用の推進や防災意識の啓発活動を目的としているとのことです。

災害弱者である赤ちゃんの命をつなぐために、液体ミルクが一助になりそうです。

備蓄サイクル活用とは

備蓄サイクル活用とは、ローリングストック法のように、普段の備蓄を使っていく災害対策です。

子育て世代でも実践しやすい方法といえるでしょう。

缶詰や乾物を上手に購入し、
消費していく習慣をつけていくことで常に備蓄するという考え方です。

その中に液体ミルクもいれて備蓄だけでなく、
少しずつ消費していくことも考えていけると良いでしょう。

【関連記事】子育て世帯の防災管理・災害食の考え方とローリングストック

液体ミルクのメリット・デメリット

液体ミルク メリット デメリット 長所 短所 粉ミルク

液体ミルクは、粉ミルクと比べて、割高にはなりそうです。

しかし、災害時対策の他にも父親育児参画にも良い影響があるかもしれませんし、外出時にも助かるかと思います。

災害時だけのニーズと考えると、なかなか市場参入が難しくなってしまいそうなので、
是非積極的に使っていき、身近なものにして育児のハードルをさげていきたいものですね。

【関連記事】外出時にコンビニで離乳食が作れるワザ

江崎グリコ「アイクレオ」

さて、この度発表した、江崎グリコは、お菓子のメーカーとしてよく知られていますが、
アイクレオという母乳に近い味の粉ミルクを扱っている会社さんです。

今後の日本の子育て事情が楽しみです。

参考文献

・江崎グリコ プレスリリース

・文京区 プロテクトベイビーコンソーシアム