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妊娠中の食中毒予防は、冷蔵庫に注目! - 母子栄養協会

妊娠中の食中毒予防は、冷蔵庫に注目!

家の中で菌が多い場所といったら、まずどこが思い浮かびますか?
多くの方が”トイレ”と答えるでしょう。
でも実は、トイレよりも細菌の多い場所がキッチンにあります!!

冷蔵庫の野菜室は細菌まみれ?

トイレよりも細菌が多い場所、それは、意外にも冷蔵庫の野菜室。
実は、冷蔵庫の野菜室にはトイレの床よりも細菌の種類が多く存在し、
さらには病原菌を含む細菌も多くいるということがこの秋に発表になりました(※1)。

野菜についた泥や土 衛生 冷蔵庫

この理由ははっきりとはわかっていませんが、野菜についている土による可能性が考えられています。

土壌には圧倒的にさまざまな細菌がいます。
スーパーなどで購入する野菜には、多少の土がついていますよね。

この土の細菌が野菜と一緒に野菜室に持ち込まれてしまうことが関係しているようです。

妊娠中は免疫力が落ちることにより、食中毒にかかりやすくなりますので、
野菜室は気にしない人が多いかと思いますが、しっかりと掃除をして清潔を保ちたいですね。

また冷蔵庫のコマーシャルで、
野菜室の野菜をそのままむき出しで入れているのを見たことはありませんか?

見た目を美しく見せる演出もあるのかもしれませんが
衛生的にはおすすめできません。

細菌を直接野菜室につけないよう、野菜ごとに袋に入れて保管するようにしましょう。

冷蔵庫を過信しないことが大切

妊娠中に食中毒にかかると、場合によっては胎児に深刻な影響が出ることがあります。

そのひとつが、リステリア菌による食中毒。

気を付けたいリステリア菌

妊娠中に感染した場合、早産や死産などを引き起こす可能性がありますので、
聞きなじみのない菌かもしれませんが、妊婦さんは知っておきたい食中毒菌になります。

注意が必要な食べ物としては
生ハムやスモークサーモン、非加熱のナチュラルチーズなどが挙げられます。

ただし、リステリア菌は広く自然界に存在している菌なので、
これらの食材だけを食べないようにしていればいいというわけではありません。

【関連記事】生ハムなどのリステリア菌とは?気を付けるべき点

冷蔵庫の扉の開け閉めで、思っている以上に庫内の温度は急変化します。
もし、リステリア菌がなにかの食材についていたら、冷蔵庫に入れていても増殖してしまうことは十分に考えられます。

作り置きにもご注意を

作り置きがブームになっていますが、冷蔵庫内に長くおいた作り置きのおかずも注意
リステリア菌は、食べ物の味やにおいを変えないので、気づきにくいため、
「冷蔵庫に入れているから大丈夫」という過信は禁物です。

もちろん、リステリア菌だけではなく、他の食中毒にも注意をしたいので、
作り置きは早く食べきることを目標とし、しっかり加熱する必要があります。

できたら冷凍庫を利用

リステリア菌は低温であるほど増殖しにくいので、
可能であれば冷凍庫やチルド室を積極的に活用しましょう。


また、リステリア菌は加熱をすると予防ができるため、多くの食中毒菌と同じく、食べる前に十分に加熱をすれば安心です。

逆に、加熱ができない野菜や果物に関しては、食べる前によく洗うことが大切になります。

妊娠中は「サラダやフルーツは食べない」は正解?

妊婦さんから「生ものは食中毒になる危険があるから、妊娠中はサラダや果物も食べないほうがいいですよね?」と、聞かれることがあります。

たとえば、リステリア菌に注意が必要な生ハムやスモークサーモンを妊娠中に食べなくても、さほど食生活に支障は出ないと思います。

野菜室 冷蔵庫 妊娠中 食中毒

でも、生野菜やフルーツを食べないというのは食生活の幅をせばめ、とれる栄養もせばめてしまうことにつながりますので、”食べない”という選択はいかがなものでしょう。

とくに果物を重要視されていない人も多いのですが
果物にはカリウムや食物繊維、ビタミンCなど妊娠中の便秘予防や減塩に必要な栄養素が豊富に含まれるため、
妊娠中は1日200g-300gとることがすすめられています。

(※果物200gの目安は、小さいめの果物なら2個(みかんなら2個)、大きめの果物なら1個(りんごなら1個)というイメージになります)

野菜や果物は「よく洗う」を心がけてしっかり食べたいですね。
洗う際は、貯めた水、殺菌されていない井戸水や湧き水は使わず、水道水などの殺菌された水を流しながらしっかり洗いましょう。

参考文献

日本の住環境における菌の実態調査(花王)(※1)

これからママになる方のための食中毒予防(農林水産省)

著者のプロフィール

長有里子
長有里子
管理栄養士/妊産婦食アドバイザー
自身の不妊経験をもとに、妊活、女性のホルモンバランスと栄養、妊娠期などの食事を研究。
書著に「生殖専門医と妊活栄養士が導く 授かるための2人の生活術(講談社)」
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