りんごのコンポート(離乳食後期9ケ月頃~幼児)

りんごを離乳食や幼児食であげるためには、どのような注意が必要なのでしょうか。

甘くておいしいので、りんごを離乳食時期も楽しく食べられるといいですね。

赤ちゃんはりんごをいつから食べられる?

赤ちゃんは、りんごは早いうちから食べることができます。
ただし、離乳食でのりんごは、気を付けたい点がいくつかあります。

1.りんごの硬さ

りんごは甘くて食べやすいものです。
しかし、りんごは、そのまま食べるには赤ちゃんには少し硬いので、加熱してあげられるといいですね。

離乳食であげられるかどうかを判断するポイントは「大人が指でつぶせるか」です。


りんごは、硬いため、切り方によっては、小さくて硬くて軽いものになってしまいます。

そのため、とても危険です。

なぜかというと、生のりんごを小さく切ってしまうと、
気管などに入ってしまう心配もあるため です。


離乳食のときには生のまま切ったりはしないようにしましょう。
また幼児期でも、ごろっと切るのではなく、なるべく薄い輪切りにしてみるといいでしょう。

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2.りんごのアレルギー

りんごは、アレルギーの可能性はあります。

ただし、りんごアレルギーは、乳児期よりも大人になってからかかる人も多いのが特徴です。

乳幼児期にりんごアレルギーにならないというわけではありませんが、
あまり恐れてしまうと、いろいろなものが食べ進められなくなってしまうので、
そこまで乳児期に心配しすぎる必要はないでしょう。

今回は電子レンジで簡単に加熱できるレシピをご紹介します。

レシピ

【離乳食】りんごのコンポート(9ヶ月頃~)

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  • 監修: 山内恵子
【離乳食】りんごのコンポート(9ヶ月頃~)

りんごを、しっかり加熱して食べる方がやわらかくなるのでおすすめです

対象 対象
離乳食, 幼児食
カテゴリ カテゴリ
おやつ
調理時間 調理時間
20分(準備時間:)

材料 材料

りんご
1/8個
みかん
1/2個

作り方 作り方

  1. Step1

    りんごは皮をむき5mm程度のみじんぎりにする。角切りではなく、一辺が薄いなど、不均等がオススメ。

    りんごは皮をむき5mm程度のみじんぎりにする。角切りではなく、一辺が薄いなど、不均等がオススメ。
  2. Step2

    みかんは搾ります

    みかんは搾ります
  3. Step3

    耐熱容器にりんごと⓶のみかんの汁をいれ、電子レンジ(600w)で約2分加熱する。(りんごがやわらかくなるのを確認する)

    耐熱容器にりんごと⓶のみかんの汁をいれ、電子レンジ(600w)で約2分加熱する。(りんごがやわらかくなるのを確認する)

りんごを加熱する理由と大切なポイント

小さくて硬くて軽いものは喉につまってしまうかのうせいがあるので、指でつぶしたらぐちゃっとつぶれるくらいにやわらかく加熱しましょう。
加熱がたりない場合は水を振って再度加熱するか、つぶしてくださいね。

参考文献

食物アレルギー診療ガイドライン2021

授乳離乳の支援ガイド

著者のプロフィール

山内恵子
山内恵子
母子栄養指導士、調理師

千葉県市原市でキッズスペース付のカフェ【きまぐれカフェclover】を経営しています。健康は明るい食卓から!を提案しています
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