ルイボスティーは妊婦や赤ちゃんでも大丈夫?

ルイボスティとは

ルイボスティとは、南アフリカの高地に生息するマメ科の低木の葉っぱを発酵させてできているお茶です。

緑茶や紅茶に使われるような、いわゆる「お茶の葉」ではないので、カフェインを含んでいないのが特徴です。

ルイボスティ

ルイボスティの効能

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」*1によりますと、2020年10月時点では、有効性については見当たらないとされています。

注)上記サイトは引用やページへの直リンクを禁止しているため、詳細は下記参考文献より研究所TOPページより「ルイボス」を検索してください。

赤ちゃんはルイボスティを飲んでも大丈夫?

上記のとおり、ルイボスティには、効能や有効性は認められていません

それでも何らかの理由でどうしてもルイボスティを飲ませたいと思ったとするならば、先ほどの研究所のデータ1)を参考にするなら、一般のお茶として摂取する場合には安全であるが、多量に飲んだ場合や濃縮物を摂取した場合は安全性データがないとしています。

被害事例として、突発性中枢性尿崩症 を起こした事例なども書いてあります。数は多くはないかもしれませんが、有効性がみられない飲料をそこまで飲む必要性と天秤にかけて考えてみましょう。

妊婦や授乳婦はルイボスティを飲んでも大丈夫か

先ほどの研究所のデータをみると、妊娠中や授乳中の摂取に安全データが見当たらないとされています。本データにはいくつかの被害事例も掲載されているので、安全とは言い切れないようです。

でも、実際に質問されたらどうやって答えたらいいかしら

ルイボスティに関する 想定質問

ルイボスティを赤ちゃんに飲ませてもいいですか? 

「ルイボスティ!あら!それは目新しいものを見つけたのですね。麦茶とかではなく、ルイボスティなのですね?」

とお返しすると、その理由が返ってくると思います。

SNSで流行っているから / からだにいいから 

などその理由はさまざまかもしれませんね。

まず、「からだにいいから」が理由だった場合は、

現在、研究機関においては 有効性は確認できていないのこと(メーカーは必死に効果があるとは言うと思いますが)

からだにいいという効能を求めるくらい濃縮したり多飲した場合は、なんらかの害も生じるかもしれないこと

をお答えするといいですね。

もし、「流行っているから」という程度であれば、お試しで飲んでみるくらいだと楽しいかもしれないですが、あまりたくさんのんだり、そのものに偏ったり、効果を期待するほど飲みすぎないでくださいね

という回答になるかと思いますが、いかがでしょうか。

最後に

この記事は、下記文献1つだけからの読み取りデータとなります。

ルイボスティを売りたいメーカー、宣伝することによって紹介料をもらう紹介者など、いろいろな方がいらっしゃることでしょう。

それらの方も有用なデータをだしてくるかもしれません。

1つ覚えておきたいのは、現時点では、下記研究機関では認められていないこと、仮にもし有用だとしてもその有用性を得るレベルまで引用すると何らかの害が生じる可能性も高くなるということを覚えておきたいですね。

*なお、本執筆は2020年10月であり、今後変更される可能性もあります。内容について引用できないので、詳細は必ず下記参考文献にて「ルイボス」を検索してください

参考文献)

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」 https://hfnet.nibiohn.go.jp/

プロフィール

川口由美子
川口由美子
一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
All About 「離乳食」「幼児食」「妊娠中の食事」ガイド

女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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