妊活・妊娠初期に葉酸が摂れる!納豆レシピ

普段なかなかとれない栄養素はいくつかありますが、妊娠初期に摂りたいのは葉酸です。

妊娠したいなと思ったら「葉酸」を忘れずに

これを食べたら妊娠できるというような食材はありません。

でも、着床したらしっかり妊娠初期を安定してすごしたいですよね。

健康な赤ちゃんに必要な葉酸を摂って、しっかり妊娠に備えましょう。

葉酸は妊娠に気づく前から必要

葉酸をしっかり摂ることで、二分脊椎などのリスクを低下することがわかっているのですが、
これはいつ頃までにとればいいのかというと、妊娠7週目までには特に必要だと言われています。

妊娠7週目までということは、妊娠する前から蓄積しておくほうがいいですよね。

もし妊活をしているならサプリメントで補ってもいいですし、そうでない場合でも、葉酸を多く含むものを摂っておくように意識しておくといいですね。

【関連記事】妊活・妊娠期に葉酸が必要な理由と摂り方

手軽に葉酸がとれる納豆

納豆には葉酸や亜鉛が含まれています。
葉酸はほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれていますが、豆類にも含まれています。

納豆

また、亜鉛は、主に肉・魚類に含まれているので、しっかりお肉やお魚もとっていくことが大切です。
また、インスタント食品などの加工品を摂取すると亜鉛が失われてしまうので、注意しましょう。

納豆の粘りが苦手な方でもOK!?納豆そぼろ丼

レシピ

納豆そぼろ丼

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  • 監修: 長有里子
納豆そぼろ丼

今回は牛豚あいびき肉を使用しますが、鶏ひき肉や豚ひき肉等でもアレンジ可能です。

対象 対象
妊産婦食, 幼児食, 学童食
カテゴリ カテゴリ
主菜, 主食
調理時間 調理時間
8分(準備時間:)

材料 材料

納豆
2パック
牛豚あいびき肉
100g
たまねぎ
1/4個
にんにく
1かけ
ごま油
適量
しょうゆ
大さじ1
みりん
大さじ1
ごはん
2杯
(お好みで)水菜 …
適量
(お好みで)七味唐辛子
少々

作り方 作り方

  1. Step1

    たまねぎ、にんにくはみじん切りにする。

  2. Step2

    フライパンに、ごま油、にんにくをいれて火にかけ、にんにくの香りが立ってきたらたまねぎを加えて炒める。

  3. Step3

    次にあいびき肉、納豆の順番で炒め、肉の色が全て変わったら、しょうゆ、みりんを加え、軽く炒め合わせる。

  4. Step4

    器にごはんを盛り、4をのせ、水菜を飾る。お好みで水菜と七味唐辛子を添える。

無理せず気楽に妊活を

妊活中は、これがいいのかな・・・こんな食材を摂ると妊娠できるのかな・・・などいろいろな迷信を信じたくなる時期ですよね。

とてもよくわかります。ある意味ではそういうこともいいかもしれません。願うことはいいですよね。

ただし、疲れるほど願ってはいけません。

大切なのは、「食事のバランス」。
野菜・肉魚類・穀類などをバランスよく食べて適正体重にするのが妊娠への近道です。

今回はお手軽にタンパク質と食物繊維・葉酸も摂れる納豆を紹介しましたが、
いろいろなものをバランスよくたべていきましょう。

あまり気負わず、ちょっとした食事でもいいので手作りができるといいですね。

参考文献

文部科学省,日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省,日本人の食事摂取基準2020年

著者のプロフィール

長有里子
長有里子
管理栄養士/妊産婦食アドバイザー
自身の不妊経験をもとに、妊活、女性のホルモンバランスと栄養、妊娠期などの食事を研究。
書著に「生殖専門医と妊活栄養士が導く 授かるための2人の生活術(講談社)」
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