豆腐は柔らかいので、そのまま離乳食ですぐに食べられそうだと思っていませんか?
たしかに、豆腐は便利な食材なので、離乳食づくりの強い味方ですが、使うときには気を付けるべき点があります。

豆腐は良質のたんぱく質ですが…

ご存知のとおり、豆腐は大豆でできているので、良質の植物性タンパク質を豊富に含んでいます。
消化もよいので、離乳食に適した食材です。使いやすいということも利点です。

しかし、気を付けなければいけないのは、
1.大豆なのでアレルゲン(アレルギーのもと)となりうる
2.茹でると弾力がでるので、小さく切る

の2点です。

1.大豆はアレルゲンになりうるtoufu

大豆は「5大アレルゲン」と言われていましたが、最近では、実は症例はさほど多くないことがわかっています。
「食物アレルギーの診療の手引き2014」厚生労働科学研究班 では、大豆は即時型のアレルギー(ショック状態やじんましんなど)ではなく、乳児アトピー性皮膚炎に作用する場合が多いそうです。

平成23年即時型食物アレルギー全国モニタリング調査結果をみても、大豆製品は即時型のアレルギー症状ではほとんどあがってきません。
ですから、大豆がアレルゲンとなって、すぐに何か症状がでるとは考えにくいです。

しかし、最初に食べるときは、1さじずつからの原則は守るようにしてくださいね。

2.豆腐は茹でると食感が変わる豆腐とブロッコリーの煮物

実際に調理をするとわかりますが、豆腐は茹でると、水分が移行して少し固くなり弾力をおびます。
これは麻婆豆腐などをつくるときに、豆腐が煮崩れないように下茹ですることからもわかるでしょう。

大きさや固さの目安は、
離乳初期:茹でてから裏ごし
離乳中期:軽く茹でてから5㎜程度に切る
離乳後期:軽く茹でてから1㎝程度に切る

以上を目安にして作ると良いでしょう。

中期でも5㎜程度が食べにくいようであれば、スプーンの裏で簡単につぶせるのは、豆腐の利点です。赤ちゃんの様子をみてつぶしてあげてください。

――(参考資料)――――――――――――――――――――――――――
「食物アレルギーの診療の手引き2014」  厚生労働科学研究班
平成 24 年度食品表示に関する試験検査「即時型食物アレルギーによる健康被害、 及びアレルギー物質を含む食品に関する試験検査」 -抜粋-   内閣府 食品表示部会

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