昔懐かし「肝油ドロップ」のカワイイ缶入りを食べてみました
本日、駅を歩いていましたら、駅でイベントをやっていました。
「肝油ドロップでーす」との呼び込み。
”え?肝油ドロップって、あの?” と覗き込んでみました。ずいぶんおしゃれなパッケージです。
私が知っているものは、赤ちゃんの顔のタイプのものですが、
最近はずいぶんおしゃれになったのですね。
肝油ドロップの食感
「ドロップ」という名前ですが、ソフトなグミみたいなものです。
1歳からとありますが、1歳だと飲み込まないかは心配です。
3歳未満はあげない、もしくは小さくくだいてあげると、より安心かなと思います。
肝油ドロップの味
味は、メロン味とオレンジ味の2つで、両方ともに香料や甘さがきつくなく、食べやすいものでした。
管理栄養士
ビタミンC配合とカルシウム配合の「栄養機能食品」ですので、食べ過ぎなどには気をつけたいですね。
いわゆるなじみのある赤ちゃんの缶「カワイ肝油ドロップ」は「指定第二類医薬品」扱いの医薬品なので、
ドラッグストアなど薬剤師か登録販売者がいないと買えませんが、こちらのかわいいパッケージのものは、
通信販売やこのような駅構内のイベントなどでも手に入れることができるようです。
このかわいい缶のほうは、
含まれている栄養素は医薬品より少ないのですが、
ちょっとお子さんの栄養バランスが気になる方や、おやつがわりに決められた量までを少しだけ食べてみるのもいいでしょう。
肝油とは
肝油ドロップの「肝油」とは、魚の肝臓から採った油をさしますが、現在は、肝油ドロップに肝油は入っていないようです。
ビタミン類を添加しているようですが、創業当時の思いをこめているのかもしれませんね。
この商品には、ビタミンDなど、普段取り入れにくいこともあるものが配合されています。
ビタミンDは卵黄や小魚などにも含まれますが、このようなものをあまり食べないなどの場合は適宜とりいれてもいいかもしれません
栄養機能食品とは
栄養機能食品とは、食品衛生法で定められている、
「通常の食生活を行うことが難しく1日に必要な栄養成分を取れない場合に、その補給・補完のために利用してもらうための食品」です。
このような商品は、栄養の助けにはなりますが、メインにはなりません。
基本的に主食・主菜・副菜のバランスを大切にしてください
肝油ドロップの購入先
購入もできるそうです>>http://www.kawai-kanyu.co.jp/
(写真:河合製薬株式会社HPより)
著者
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一般社団法人 母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師
NHK「すくすく子育て」他 出演
女子栄養大学 卒(小児栄養学研究室)。企業にて離乳食の開発を行ったのち独立、管理栄養士として多くの離乳食相談を聞き、母親に寄り添った講演会を開いている
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