今、何かと「給食」が話題になっています。
1つは北海道で排気管のアスベストが問題で簡素給食になっているとのこと。
仕方がないとはいえ、パンと牛乳、チーズ、ゼリーでは栄養の偏りが心配です。
栄養面としては、これでは全然とれないのが残念なところです。
なぜなら、日本の学校給食は、学校給食法第8条第1項の規定に基づき、児童又は生徒一人一回当たりの学校給食摂取基準をもとに実施されているからです。その基準にもとづいて、エネルギーはもちろん、ビタミン、指定のミネラル(カルシウムなど)まで計算されて出されています。
たしかに野菜は高騰していますし、アスベストがさらに飛散しても困るのですが、子どもの栄養は守りたいものです。
栄養素別にいわず、ざっくり説明すると左図のようになります。赤、緑、黄色の3色の栄養分類は、小学生の時にも見たことがあるのではないでしょうか。
これでいうと、今回の北海道の給食は野菜類、つまり「体の調子を整える」ものがまったく足りていません。
家で今まで以上にたくさんの野菜類をとるような工夫が求められます。
簡単なのは具沢山のスープです。ミネストローネや豚汁などがよいでしょう。果物も摂るのを忘れずに。
やむを得ない状況であると察しますが、一刻も早く安全な給食が復活するといいですね。
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